『美味しい春キャベツの見分け方』

春キャベツは葉がやわらかくて、葉が重なりすぎていないものを選ぶ

春キャベツの断面

キャベツは季節によって食感や形が変わります。

冬キャベツは葉がぎっしりと重なっていて適度な硬さがあるので、シャキシャキとした歯ごたえがあります。

春キャベツは葉の重なりがゆるくて、葉もやわらかい。冬キャベツは煮崩れしにくいので煮込み料理に適していて、春キャベツは葉のやわらかさを楽しめるサラダなどにするのがおすすめです。

新鮮でおいしい春キャベツの特徴

①葉の緑色が鮮やかで、やわらかいもの
葉が鮮やかな緑色で、やわらかいものが新鮮でおいしいです。

②切り口がきれいなもの
日がたつと芯の切り口が黒ずんできます。1玉の場合は芯の切り口が黒ずんでいないものを、半切りの場合は芯の断面がみずみずしいものを選びましょう。また、芯が成長しすぎて長くなっているもの(写真下)は、鮮度と味が落ちてしまっているので避けましょう。

③適度な軽さがあるもの
春キャベツは葉が重なりすぎず、ゆるく巻いているもののほうがやわらかくシャキシャキとした食感を楽しむことができます。持ったときに軽くて、弾力のあるものを選びましょう。

保存する際は、乾燥を防ぐために水で少し湿らせた新聞紙でくるんで袋に入れて、冷蔵に入れましょう。ラップにくるんでもOKです。

編集協力/DECO

品質がよろしくないキャベツ
有限会社エムズフード代表/佐藤藤正光さん

佐藤藤正光(まさみ)さん

有限会社エムズフード代表。横浜市中央卸売市場・南部市場で野菜の卸しに携わる。全国のスーパーや八百屋、コンビニ、レストラン、大学、病院などに新鮮でおいしい野菜を届けている。

 

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