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『美味しいカボチャの見分け方』

カボチャは濃いオレンジ色で種がふっくらしているものを選ぶ

切り分けられたカボチャ

早く収穫された若いカボチャは硬くて甘みが少ないので、きちんと熟した甘いカボチャを選びます。熟しているかどうかを見極めるポイントは下記のとおりです。

新鮮でおいしいカボチャの特徴

①中身が濃いオレンジ色
濃い色のほうが熟していてより甘いです。

②種がふっくらしている
種が大きくふっくらしているものを選びましょう。薄っぺらいものは早く収穫されたものなので甘みが少ない(写真下)。

③ワタがねっとりしている

種のまわりにあるワタが粘っこいと、きちんと熟している証拠です。

丸ごと購入する場合は、皮の色が濃い緑色のものを選びましょう。かさぶたのようにゴツゴツしていることもありますが、成長途中に物などにあたって変形しただけで味に影響はなく、気にしなくて大丈夫です。

カボチャは種とワタの部分から熟します。いずれ傷んでしまうため、購入から5日くらい調理しない場合は、種とワタを取り除いておきましょう


保存する際は、乾燥しないように水で少し湿らせた新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れましょう。丸ごとの場合なら1か月ほど保存できます。

編集協力/DECO

品質のよくないカボチャ
有限会社エムズフード代表/佐藤藤正光さん

佐藤藤正光(まさみ)さん

有限会社エムズフード代表。横浜市中央卸売市場・南部市場で野菜の卸しに携わる。全国のスーパーや八百屋、コンビニ、レストラン、大学、病院などに新鮮でおいしい野菜を届けている。

 

https://www.ms-food.jp/