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『お野菜の味にこだわる 無農薬栽培農家 柿右衛門農園さんの魅力』

柿右衛門農園さんのロゴ

こんにちは、ののじ企画部のたかしです。

先日私は、


神奈川県藤沢の打戻(うちもどり)で無農薬お野菜を育てられている

 

『柿右衛門農園』さん

 

に取材に行ってきました!

無農薬・有機栽培でお野菜を育てられており、14枚もある畑では季節ごとに色んな種類のお野菜が収穫されます。

この記事ではオーガニックにこだわる方、農家さんに興味のある方、そして食材を安心して購入したいあなたに向けてお役に立てるようにと思い書きました。

柿右衛門農園さんの魅力・・・今日はその一部をご紹介します\(^-^)

 

ぜひ参考にして頂ければ幸いです♪

●柿右衛門農園ってどんな所にあるの?

柿右衛門農園さんの圃場01

 ●住所

   〒252-0824  

神奈川県藤沢市打戻3212

 

●営業時間

  お野菜のお受け取りのみ14:00以降

 

●連絡先

  info@kakiemonn.com

  配達や作業などで不在の事もあるので、来園される方は事前連絡をお願い致します。

打戻(うちもどり)という藤沢市の中では比較的緑が多い地域で、畑や田んぼがたくさんあります。

近くには慶應義塾大学や藤沢市少年の森などがあり、お野菜を買いにきてそのまま少年の森でお子さんと遊ぶのも良いです♪

 

車でのアクセスがオススメです。

●どんなお野菜があるの?

私が取材した時期にあったものは覚えているだけでも、人参、カブ、大根、キャベツ、レタス、ロマネスコ、カリフラワー、小松菜、水菜、カラシ菜、ブロッコリー、ケール、生姜、ゴボウ、玉ねぎ、里芋、じゃがいも、サツマイモ、お米など、本当にたくさんありました。

 

畑は14枚もあるので、時期をずらしながら常に色んなお野菜を収穫する事ができています。しかもこれを全て園主・柿田さんお一人で管理されているそうです。

 

すごいですね!(゚д゚lll)

●私が柿右衛門農園をおススメできる4つの理由。

①無農薬・無化学肥料・露地栽培

食の安心・安全をお届けするために露地で無農薬・無化学肥料で有機栽培をしています。

 

露地栽培ものはハウス栽培に比べて自然のストレスを直に受けます。そうすると味も色も濃い、特徴のあるお野菜に育ちます。

 

当然虫もつきやすく、無農薬で育てるにはかなりのリスクと手間がかかるのですが、柿右衛門農園ではさらに次の対策を施しています。

②防虫ネット・太陽熱消毒・土壌つくり

防虫ネットを張り、外部からの虫の侵入を防ぎます。無農薬栽培ならではの施策で手間のかかる作業の一つです。

太陽熱消毒のイメージ

※太陽熱消毒法とは

太陽を利用することで環境に負荷をかけることなく土壌中の害虫等を駆除する方法です。

 

暑い時期に透明なポリエチレンで土を覆い、地中の温度を55~60度以上に熱し、雑草の種子・害虫の卵や幼虫・土壌伝染性病原菌を駆除します。主に種苗前の農地で行われる処理で、大体2週間〜3週間の間で行われます。

 

加えて年に数回土壌検査をし、虫が付きにくいような土壌なつくりをしています。

③種取り

手のひらに少しの土と小さな芽が出た苗

約10種類ほど自家採取を行っています。珍しいお野菜の種は買って品種を増やし、飲食店の多様なニーズにも対応するようにしております。

 

昔のお野菜を大事にし、藤沢という地域の気候に合った種類を見極めながら栽培されているそうです。

④コミュニティイベント

インスタグラムの写真 収穫体験イベント

地域の身近な人達との繋がりを大事にしたいという思いから、SNS上でコミュニティを作り稲刈りや収穫体験などのイベントを定期的に行っています。

 

農家さんとの交流により消費者も農業についての理解が深まり、季節のお野菜もわかります。日本の食文化を本来あるべき姿に戻すにはまず家庭の食卓から。地域密着イベントは実はとても有意義な事なのです。

●どんなお野菜がおススメ?味の特徴は?

一般のご家庭や飲食店に販売する中で評判がよかったのは、ミニトマト・サラダ系葉物・黒田五寸人参・三浦大根・カキナ・チコリだそうです。

 

柿右衛門農園のお野菜の味はどれもパンチがあり、濃い味と香り、癖が強い。甘いもの・苦いものと特徴強い。

私も取材の時食べさせて頂きましたが、お野菜の味がとても濃くて美味しかったのを覚えています。

これは本来のお野菜の味そのものであり、スーパーのお野菜は食べやすいように改良された物が殆どなのです。

●園主 柿田さんのご紹介

柿右衛門農園の園主 柿田さん

最初はサラリーマンをやりながら家庭菜園から始め、徐々に畑を借りながら生産を増やしていかれたそうです。

 

研修先が藤沢市宮原にあるオーガニック農園の相原農場だった事もあり、藤沢市でご縁を頂きながら柿右衛門農園を開園されました。

 

「農業の現場と食が離れすぎている」

 

と強く感じていた柿田さんは、なるべくお客様とある程度近い所(都市近郊)でやりたかったのだと仰っていました。

●柿田さんからのメッセージ

人参の畑の前で、柿田さんへ取材

「皆さんには旬のお野菜を食べて頂きたいと思っています。

収穫したお野菜は泥がつき、傷かついていたり、虫がついていたりする事があります。ですがそれが本来のお野菜の姿なのです。


規格に合わないお野菜も、傷がついているお野菜も十分美味しいのです。そういうお野菜を許容できる世の中になって欲しいと思います。


柿右衛門農園のお野菜の味の濃さ・美味しさをぜひ味わってください。」

 

≪柿右衛門農園≫

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●柿右衛門のお野菜はどこで買えるの?

柿右衛門農園さんの圃場02

HPにて注文ができます。

ご注文はこちらから

 

お近くにお住まいの方はぜひ農園に行ってお野菜を購入する事をオススメします。

火曜日と金曜日の14時以降にご来園出来る方限定ですが、送料やクール便なしで購入できますのでお得です\(^-^)/

●最後に

柿右衛門農園さんの圃場03 てんとう虫発見

今回の柿右衛門農園さんも、とても手間隙をかけてお野菜を育てられておりました。愛と情熱がなければここまで精力的にお野菜を育てる事はできません。

 

お野菜も料理も、作り手の心が現れます。

 

この大事に育てられたお野菜を、ぜひあなたにも味わって頂きたいです。

 

 

私達にできることは買い支える事です。

 

あなたの身近にあるオーガニック農家さんを支えてあげましょう。それがひいてはオーガニック業界全体の底上げに、地球環境の改善に繋がるのです。

 

(撮影・取材 Takashi)