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やさいの育て方

自宅で出来る“おいしい野菜”の育て方

畑で野菜を育てるのはハードルが高いですが、 キッチンやベランダなら気軽にチャレンジできます。
そこでガーデニングクリエイターのたなかやすこさんに、 キッチンやベランダで野菜を育てるコツを教えてもらいました。
自分で育てた、とれたて野菜は格別においしい! ぜひこの喜びを味わってみてください。

ラディッシュを種から育てよう

ラディッシュを種から育てよう

赤くてかわいいラディッシュは、さまざまな色や形があります。スーパーなどでよく売られているのは丸くて赤いですが、パリの朝市で束になって売られている「フレンチブレックファスト」は楕円形で、赤と白のツートン。「カラフルファイブ」はその名の通り、赤、白、紫、ピンク、薄桃紫の5色でカラフル! 他にも黒や茶の種類もあります。見た目がおしゃれなだけでなく、シャキシャキしておいしく、バーニャカウダにピッタリです。いままでご紹介してきたものに比べると育てるのは難しいですが、発芽が早いので、発芽までがどうしても気になってしまう初心者にピッタリです。ぜひチャレンジしてみてください!

種の間隔を1cm以上あける

鉢は水抜き用の穴があいているものを使用し、鉢底に鉢底石(軽石)を敷きます。土は「有機培養土」で、鉢の際までしっかりと土を入れます。土を入れたらジョウロで水をたっぷりかけて、手で土を触ってならします。
参考:「ガーデンレタスミックスを種から育てよう

土が乾いたら種をパラパラとまきます。このとき1つ1つの種の間隔を1~1.5cm以上あけましょう。そのあと土を1cmくらいかけて、手でならします。

土が乾いたら種をパラパラとまきます

発芽するまでは鉢を直射日光があたらない日陰に置きます。台所の暗所などでもよいでしょう。もし土を触ってみて乾いていたら、霧吹きで水をかけましょう。

太い苗を残して間引きする

種をまいてから2~3日くらいで発芽します。

1~2個発芽したらすぐに、日あたりと風通しのよい場所へ移動します。すべての種が発芽するまで日陰に置いておきたくなりますが、1~2個発芽したらその他の種もすぐに発芽するので移動してください。ずっと日陰に置いていると、発芽後に茎がもやしみたいにひょろひょろ伸びてしまいます。

発芽後は土を触ってみて乾いていたらジョウロで水をあげましょう。ただし、本葉(双葉の後に出てくる葉)が出てくるまでは水のあげすぎ注意! 3~4日に1回くらいが目安です。水をあげすぎると、写真下のように茎がひょろひょろ伸びてしまいます。そうなると実が膨らみにくくなるので、潔く抜いて種まきからやり直しまょう。ラディッシュはリベンジも早いですよ。

発芽後

本葉が出てきたら、茎と根の間の部分が膨らんでくるので、水やりは2日に1回くらいにしましょう。

双葉と本葉が出てきて葉が混み合ってきたら、茎の太い苗を残し、細長い苗を間引きます。必ず、残す苗の根が動かないように、残す苗の根元を指で押さえながら、ピンセットかハサミで細長い苗の根元を切りましょう。残った根元は土の中にいる微生物によって分解されるので、そのままで大丈夫です。

間引き

その後も、葉と葉が触れ合ったら間引きしましょう。収穫までだいたい4回くらい間引きします。小さな収穫を重ねながら、残した苗の根を太らせ、大きく育てていきます。間引きで収穫した葉は、サラダに入れたり、オムレツや目玉焼きに添えるとかわいいですよ。

増し土をする

種をまいてから6日くらいで、根が色づいて膨らんでくるので、根元がぐらつかないようにスプーンやスコップで根元に土を寄せます。

根元がぐらつかないようにスプーンやスコップで根元に土を寄せます。

鉢を床に置くと、陰になって日照時間の制約を受けてしまいがちです。ハンギングバスケットや持ち手のある容器を使って吊るして育てると、日が当たりやすくなり、よく育ちます。写真下は、バケツの底に五寸釘で水抜き用の穴をあけて、アクリルペイントでラディッシュを描きました。種まきから約20日後の様子です。

種まきから約20日後の様子
根の2/3ほど出てきたら収穫する

種をまいてから30日くらいで、根が土から1cmほど顔を出してきます。もう、増し土はしなくて大丈夫です。

種をまいてから30日くらいで、根が土から1cmほど顔を出してきます

根が2/3ほど出てきたら収穫どき(写真下)。大きいものから引き抜きます。

根が2/3ほど出てきたら収穫どき

有機培養土なら土を入れてから2か月くらいは肥料が不要ですが、もし根が顔を出はじめても元気がなかったら、適量に薄めた液体肥料を週に一度ほど与えてください。

暖かくなるとアブラ虫や青虫が出てくることも。もし葉の裏や新芽に虫を見つけたら、早めに水で流しましょう。事前に防虫ネットをかけておくのもよいでしょう。

<これもおすすめ!>

3月なら小カブもおすすめです。小カブもラディッシュと同じように、間引きを繰り返して大きく育てていきます。ラディッシュは大きさが決まってますが、カブはスペースが広くなると、そのぶん大きく育ちます。間引いたカブは小さくてかわいく、お吸い物に姿ごと入れても◎。1か月後に小カブを収穫して、さらに大きく育つまで2か月以上かかるので、2か月経ったら液体肥料か置き肥(ごえ)(水をあげると溶ける肥料)をあげましょう。少しずつカブが大きくなって収穫できますよ。

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撮影/田中淳
編集協力/DECO

近影

たなかやすこさん

ガーデニングクリエイター&イラストレーター。コンテナをメインとした家庭菜園歴25年の経験を活かし、市民講座やワークショップを開催している。
著書に『とれたてがおいしい! おうち菜園』(扶桑社)、『LEE CREATIVE LIFE とれたての幸せ。はじめてのベランダ菜園』(集英社)、『シンプル&エコに育てるおいしいベランダ菜園』(家の光協会)、『ベランダ寄せ植え菜園』(誠文堂新光社)など多数。

http://www.greengloves.jp/

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