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やさいの見方

プロに聞く“おいしい野菜”の見分け方

野菜は新鮮でおいしいものを食べたいもの。でも買い物のとき、なんとなく選んでしまっていませんか?
そこで長年、横浜市中央卸売市場・南部市場で野菜の卸しをしている エムズフードの佐藤正光社長に、野菜の簡単な見分け方を教えてもらいました。
ぜひ明日から実践してみてください。

おいしい野菜の見分け方

3月に旬をむかえる野菜のよしあしを見分けよう

寒い冬を終えて、少しずつ春らしいあたたかさが感じられるようになってくる3月。色味が明るい野菜が食べ頃になってきます。ぜひ、春の味覚を旬の時期にたっぷり堪能してください。

おいしくて新鮮な野菜は共通して、どれも色や形などの「見た目がきれい」なので、選ぶ際のポイントにしてください。

春にんじんは葉つきのものを選ぶ

春にんじん(新にんじん)は、秋冬に種をまいて春に収穫します。3月下旬から5月にかけて店頭に並びます。普通のニンジンよりも小ぶりで、水分を多く含んでおり、やわらかくて甘いのが特徴です。徳島県産のものが多いです。

春にんじんは葉つきのものを選ぶ
<新鮮でおいしい春にんじんの特徴>

①葉つきのもの
葉がついているほうが新鮮です。春にんじんのほうが葉がついていることが多い。

②みずみずしくてひびが割れしていないもの
鮮度が落ちるとしなびてくるので、みずみずしくてひび割れしていないものを選びましょう。

③オレンジ色が濃いもの
オレンジ色が濃いほうが甘味があります。

春にんじんは鮮度が落ちやすいため、購入したら早めに食べましょう。保存する際は、乾燥しないように水で少し湿らせた新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れてください。

にんじんの見分け方は下記をご参考にしてください。
参考:「10月に旬をむかえる野菜を見分けよう」

アスパラガスは切り口が白くてみずみずしいものを選ぶ

秋から冬にわたって出回るアスパラガスは、3月頃から国産のおいしいものが多く店頭に並びます。ぜひおいしいアスパラガスを見分けて、春を味わいましょう。

アスパラガスは切り口が白くてみずみずしいものを選ぶ
<新鮮でおいしいアスパラガスの特徴>

①切り口が白くてみずみずしいもの
切り口が白くてきれいで、みずみずしいものは新鮮な証拠です(写真左)。鮮度が落ちると茶色くなってきます(写真右)。

切り口が白くてきれいで、みずみずしいもの(写真左)と鮮度が落ちて茶色くなってきたもの(写真右)。

②スジが入っていないもの
鮮度が落ちると、乾いて根元の近くから縦にスジが入ってしまいます。

③穂先が濃い緑色でつまっているもの
穂先がきれいな濃い緑色で、芽の密度が詰まっているものを選びましょう。

保存する際は、乾燥を防ぐために袋やラップなどに包んで冷蔵庫に入れましょう。土の中で育っていたときのように立てた状態で保管するのがベストです。

レタスはあまり重くないものを選ぶ

レタスは全国で栽培されており、1年中食べられますが、春は茨城県や静岡県など比較的関東圏のものが出回ります。最近はサラダ菜やサニーレタス、リーフレタス、ロメインレタスなどさまざまな種類があります。

レタスはあまり重くないものを選ぶ
<新鮮でおいしいレタスの特徴>

①あまり重くないもの
持ったときに軽く、葉の巻きがふんわりしているほうがおいしい。重いと葉がかたく、苦みがある可能性があります。しかし、鍋料理に使う際は、葉のシャキシャキとした食感を楽しめるので、重いほうがよいでしょう。

②切り口が白いもの
切り口が白いものを選びましょう(写真左)。茶色くなっているものは、鮮度が落ちています(写真右)。

切り口が白いものを選びましょう(写真左)。茶色くなっているものは、鮮度が落ちています(写真右)。

③葉が濃い緑色のもの
葉がきれいな濃い緑色で、みずみずしくハリのあるものが新鮮です。

保存する際は、乾燥を防ぐために袋やラップなどに包んで冷蔵庫に入れましょう。

トマトはへたの反対側から白いスジが放射状にのびているもの

トマトは甘味が強いものと酸味が強いもので、育てられ方が異なります。甘味が強いものは酸味が強いものに比べて水を与えすぎないようにして育てられます。通年出回っていますが、高温多湿に弱いため、春から初夏にかけてがいちばんおいしく食べられます。

トマト
<新鮮でおいしいトマトの特徴>

①へたの反対側の頂上から白いスジが放射状にのびているもの
実が詰まっていておいしいといわれています。

へたの反対側の頂上から白いスジが放射状にのびている

②形がきれいな丸いもの
きれいな丸みを帯びており、ひび割れがないものがおいしい。

③へたが緑色でピンとしているもの
へたがきれいな緑色で、生き生きとしているものが新鮮です(写真左)。しおれたり黒ずんでいるものは鮮度が落ちています(写真右)。

へたがきれいな緑色で、生き生きとしているものが新鮮です(写真左)。しおれたり黒ずんでいるものは鮮度が落ちています(写真右)。

保存する際は、乾燥を防ぐために袋やラップなどに包んで冷蔵庫に入れましょう。

カリフラワーは葉がきれいな緑色のものを選ぶ

独特な歯ごたえのあるカリフラワーはクセがないため、サラダやスープ、炒め物などさまざまな料理に重宝します。最近はオレンジ色の「オレンジブーケ」や紫色の「バイオレットクイーン」などカラフルな種類も出ています。

カリフラワー
<新鮮でおいしいカリフラワーの特徴>

①つぼみが詰まっているもの
つぼみ(白色のつぶつぶの部分)が かたくしまっていて、隙間なくぎゅっと詰まっているもの。つぼみが開きかけているものは鮮度が落ちています。

②色が白いもの
色が真っ白のものが新鮮でおいしい。鮮度が落ちると黒ずんできます。

③切り口にスが入っていないもの
切り口がみずみずしく、スが入っていないものを選びましょう。

④鮮やかな緑色の葉がついているもの
葉がついているほうが新鮮です。

保存する際は、乾燥を防ぐために袋やラップなどに包んで冷蔵庫に入れましょう。

編集協力/DECO

近影

佐藤正光(まさみ)さん

有限会社エムズフード代表。横浜市中央卸売市場・南部市場で野菜の卸しに携わる。全国のスーパーや八百屋、コンビニ、レストラン、大学、病院などに新鮮でおいしい野菜を届けている。

https://www.ms-food.jp/

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