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やさいの味方コラム

野菜についてあること、ないこと、よもやま話

その⑧
グレープフルーツは、お肌の味方

新緑がまぶしい5月になりました。今年は元号が新たに「令和」に変わったこともあり、何だか心の中まで晴れ晴れと、つい外で過ごすことが多くなる方もいらっしゃると思いますが、油断しないでください。ご存知のように、この時期からお肌の大敵である紫外線が増えてきています。

紫外線対策のために摂取しておきたい栄養素といえばビタミンC 。お肌のシミの元になるメラニンが過剰につくられるのを抑え、色素沈着を起きにくくする効果があります。このビタミンCを多く含んでいる食べ物として、真っ先に頭に浮かぶのはレモンに代表される柑橘類。今回は同じ柑橘類でもグレープフルーツについてのお話です。

グレープフルーツ

グレープフルーツの歴史には諸説ありますが、1750年頃に西インド諸島のバルバドス島で発見された柑橘類で、ブンタンとオレンジが自然に交配して生まれたといわれています。その後1830年頃にアメリカのフロリダに伝わり、本格的に栽培が始められました。なぜ“グレープフルーツ”と呼ばれているかといえば、1本の枝にたくさんの実をつける姿が“グレープ”(ぶどう)の房ように見えることに由来しています。ちなみに、漢字で書くと“葡萄柚”です。

日本では1971年(昭和46年)のグレープフルーツの輸入自由化を機に、ひろく食べられるようになりました。私の記憶が正しければ、前年の9月に大阪万国博覧会(EXPO’70)が閉会したあたりから、テレビでフロリダ産のグレープフルーツのCMをよく目にするようになり、ワイドショーでも多くの有名人が「ハワイで食べたグレープフルーツがおいしかった。」などと自慢げにコメントしていた気がします。

その頃の食べ方は、グレープフルーツを皮ごと半分に切り、切った断面の上に砂糖を載せて、果肉と一緒にスプーンですくって食べるのが一般的でした。健康志向が強い今ではとても考えられませんが、当時はそれがおいしく、おしゃれな食べ方とされたのです。何を隠そう、我が家でもそのようにして食べていました。

切った断面の上に砂糖を載せて、果肉と一緒にスプーンですくって食べるのが一般的でした

健康志向といえば、グレープフルーツには、先に述べたビタミンCが豊富で、1/2個食べれば1日の必要摂取量を上回る量が補給できます。さらに肌荒れを防ぎ、肌の新陳代謝を促すビタミンB、疲労回復を助けるクエン酸などが多く含まれているほか、グレープフルーツの香りが食欲を抑え、ダイエットにも効果があるとか。

ところで、グレープフルーツにも“旬”があるのを知っていましたか?
日本で流通しているグレープフルーツは、国産品が少なく、ほとんどが輸入品で、主に11月~6月に“旬”を迎えるフロリダ産と、6月~11月に“旬”を迎える南アフリカ産が、上手く入れ替わるようにして、店頭に並んでいます。

グレープフルーツは果肉が大きいので、そのまま食べたり、絞って果汁を使ったりするだけでなく、アイディア次第で色々な料理に活用できます。ますます紫外線が強くなる夏に向けて、“旬のグレープフルーツ”をお肌のおいしい味方にしては如何でしょう。

アイディア次第で色々な料理に活用できます
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